意見が聞きたいです
職場で困ったことがあり、質問をさせてもらいたいと思いました。
私は20代の女性で、オペレーターの仕事をしています。
派遣での業務ということもあって、残念ながら収入はあまり多くはありません。
それでいて、業務は忙しく、どうしても収入に見合っている仕事だとは思えません。
こういったことを友人などに話すと「贅沢を言い過ぎ」というようなことを言われることも少くありません。
私が社会を甘く見てしまっているのでしょうか、細かい就業状況がどうなっているのかについて記しますので、皆さんのご意見を聞かせていただけると幸いです。
週休は1日から2日です、時期によっては休日出勤が有る場合もあります。
職場には始業の20分前には到着しているように指導されていますが、終業時間は30分近くズレこむことがあります。
休日出勤も残業も、手当はでません。
数年間務めていますが、昇給やインセンティブなどはありませんでした。
人間関係にも厳しさがあり、上司が高圧的です。
収入は同世代の中の平均かそれより少し低い程度といった所です。
皆さんのご回答をお願いします。
甘い甘くない以前に
いきなりこんなことを言ってしまうのも何ですが、即座に転職を考えるべきかと思います。
お書きになられている就業内容が正しいとすると、残念ながら今勤めている会社はブラック企業だと思います。
人間関係の厳しさなどについては様々な会社で存在しているものであるためここでは触れませんが、問題は「就業時間」と「手当」についてです。
まず最初に、「20分前に到着しているように指導」されているということであれば、この20分についても就業の命令に含まれているものであるため、「就業時間」として扱わなければなりません。
自発的に早く着て準備をする、というのと「早く来るように言われて早く来る」というのでは、意味が全く違っています。
前者は労働基準法に違反しているとは言いがたいですが、後者について手当が発生していないのであれば、これは労働基準法に違反しています。
また、終業時間についてももちろん同様のことを言うことができます。
週5から6日の業務ということであれば、一週間につき250分から300分もの長い時間を「無償労働」してしまっているのと同じです。
これらについては、転職を考える前にまずは会社の法務に相談をし、改善することができないかどうかを打診してみるのが良いでしょう。
もし改善が見られないということであれば、労働基準監督局に連絡するなどのより厳しい対応をしなければならない事案だと考えます。
ただ、労働基準監督局の監査が入ったからといって、直ぐに改善しない可能性がある、というのが残念ながら現実です。
その為、同時に転職についても考え、どのような転職をすることができるのかを検討しつつこういった対応を行っていくのが良いでしょう。
厳しい言い方になりますが、こういったブラック企業を放置しておいてはいけません、こういった会社が認められている状況こそが、他のブラック企業の誕生に拍車を掛ける大きな原因の1つとなっているためです。
他の人達が不当な労働を強いられないような土壌を作るためにも、ここは1つただ転職をするだけではなく、ブラック企業を1つでも減らすような行動を取って欲しいと思います。
労働時間について、タイムカードなどによって記録は残っているでしょうか。
もし残っていないようであれば、日記でも構いませんので、毎日の始業時間と終業時間について記録をしておくようにしましょう。
直筆の記録であっても、多くの記録が残っていればブラック労働の証拠として扱われる可能性も十分あります。
不当な労働に対して、我慢をし続ける必要はありません。
自分の人生を正しく取り戻すために行動をすることをお勧めします。