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男性ですがパートで働きたいと考えています

Q.男性がパートで働きたいと考えるのはおかしいですか?

男性ですが、パートタイムでの仕事をしたいと思っています。
将来的にはフリーランスとして独立して働きたいので、それまでは資格を取ったり必要な技術を磨いたりしたいと思っています。

そのための時間が必要なので、フルタイムの就職をするのではなく、パートタイムで働いて他の時間を勉強に使いたいと考えているのです。
でも男性がパートというと、周りから若いのに定職に就かないで、と言われたり、パートの仕事場で浮いたりしないか心配です。

A.男性のパートは増えているので心配することはありません

男性がパートで働くことが少ないという思いから、周りから浮いてしまうと考えているのかもしれません。
しかし、厚生労働省の統計によると、男性がパートをしている割合は年々増加しているとのことです。
特に、今は60歳以上の高齢者が定年後に働き続けるケースが非常に多くなっています。

今までの仕事の経験を生かした職場に就くこともありますし、体力が限られていても働き続ける仕事やシフトになっている会社に勤めるケースも見られます。
他にも、子育てのためにフルタイムではなくパートをする若い男性も多くなっていますし、昔から難関資格を取るために短時間の仕事を探す若者も大勢います。
もちろん、プライベートを大事にしたいので仕事にあまり時間を費やしたくないという考えを持つ若者もいます。

こうしたことから、周りに目を向けてみると実際に男性でパートをしている人は多いですし、企業でも特に男性だからと違った目で見ることはありません。
もちろん、職場によっては女性の割合がかなり高いところもあります。
そのようなところで仕事をすると、パートという働き方とは別に、男性が少ないという理由で話に付いていきにくいといった事情が生じることはあります。
しかし、今は多くの職場でかなり人材の多様化が進んでいますので、男性パートでも全く問題ないのです。

企業としても、男性がパートタイムとして入ってくれることを歓迎するところは多いです。
体力的に強いので、女性が多い職場でも男性がいると助かるケースが出てくるからです。
そもそも、あまり男女の区別を付けずに採用している企業が多いので、あまり気にすることはないでしょう。

求人情報をチェックする時には、募集人数が多く「大量募集」といった形で募集をかけている職場だと、いろいろな背景を持つ人が働いているので気兼ねせずに済みます。
また、一人で黙々と働ける仕事に絞るのも良いでしょう。
倉庫作業や工場作業などはその典型で、あまり他の人と関わることなく働けますし、自分の頑張りが成果になって表れやすいので楽しみながら働けるでしょう。