Q.50代の主婦でパート希望ですが面接で毎回落とされるのはなぜ？
50代の主婦です。
家計の助けにパートで仕事をしたいと考えています。
でも、いろいろなところに面接に行っても毎回落とされてしまいます。
これは、50代という年齢のせいでしょうか？
そうだとしたら、諦めるしかないのでしょうか？
A.面接で落ちてしまう理由とその対策方法
パートの応募条件に年齢不問などと書かれていても、実際には年齢がある程度上の方よりも若い人を採用する傾向があります。
それにはいくつかの理由があります。
まず、50代で今までにアルバイトやパートも含めてずっと仕事をしてきていない方だと、仕事そのものについてのブランクが長くて不安視されてしまうことが原因と考えられます。
ずっと会社勤めをしていないので、ビジネスマナーや仕事の効率などの点で一から教えないといけないかもしれないという不安と、長いブランク明けでしっかりと働けるのだろうかという疑問があるわけです。
やはり企業としても即戦力となる人材を求めていますし、入れ替わりが比較的激しいパートやアルバイトの場合はそれほど研修をしなくても良い人を求める傾向にあります。
こうしたことから、今まで働いてきた経験を持つ人の方を優遇するのです。
また、仕事への意思や熱意があるのかと疑問視されることもあります。
つまり、仕事をしなくても良い状態で、何か時間つぶしのような動機で応募しているかもしれないという疑問を持ってしまうということです。
もしくは、面接で上手に対応できていない可能性もあります。
勤務時間や休日などについて、自分の都合ばかりを伝えていないでしょうか？
また、質問に対してネガティブな答えしかしていないということもあるかもしれません。
こうした点を一度振り返り、原因に応じた対策をしましょう。
面接の際の受け答えに問題がありそうなら、まずは面接対策をしっかりとすることです。
どんな質問がされるかを予測して、相手に良い印象を与えられるような回答を準備しておきます。
その際には、希望する勤務曜日などがあるとしても、その理由を説明して他の曜日では柔軟に対応できるなど前向きな答え方ができるようにします。
そして、50代だとしても仕事へのやる気があることや、一生懸命頑張って仕事を楽しみたいという気持ちを伝えることも大事です。
仕事への熱意や前向きな姿勢をアピールしましょう。
可能であれば、言葉だけでなく行動で示せるともっと良いでしょう。
たとえば、資格を取るために勉強を始めることができるでしょう。
資格を実際に取っていなくても、チャレンジ中だと伝えることで面接官もやる気を感じられるはずです。
自分の気持ちが伝わるような面接になるよう工夫することがポイントと言えます。