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環境ビジネスを立ち上げたいです

独立して自分でビジネスを起こしたいと考えているのですが、SDGsに関連する環境ビジネスをしていきたいと思っています。
今までは一般的なオフィスワークしか経験してきていないのでどういったビジネスがいいかわかりません。
詳しい方がいらっしゃいましたらぜひ教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

A. 環境ビジネスについて知ろう

エコビジネスは、地球環境の保全や改善に貢献するためのビジネス活動のことです。具体的には、環境に配慮した商品やサービスの提供、環境技術の開発や導入、社会システムの環境への配慮などが含まれます。
例えば、環境負荷の少ない製品の製造、再利用・リサイクルの推進、エネルギー効率の向上、廃棄物処理の改善、環境調査やコンサルティングなどがエコビジネスの一環です。企業や組織が地球環境への負荷を最小限に抑える取り組みを通じて、持続可能な社会を実現しようとする活動がエコビジネスの目指すところです。そういった活動をメインとした仕事が良いかもしれませんね!

A. 公害防止機器の開発・販売の例から考えてみては?

開発や理系の強みがあるのでしたら機器の製造販売が良いのではないでしょうか。
大阪府にある株式会社公害防止機器研究所では、環境汚染を抑制するための湿式NOx(窒素酸化物)除去装置を製作・販売しています。NOxは光化学スモッグや酸性雨、地球温暖化の原因となり、健康や生態系に害を及ぼす可能性があるため、この装置は大気と水質の改善に寄与し、環境保護に貢献していますよ。
また、事業所や工場向けの大気環境測定や環境機器の製作・販売、産業廃棄物の削減策の提案も行っています。これらの取り組みは、エコビジネスの一環として、持続可能な社会の実現に寄与しています。
こういった機器を開発販売することも環境ビジネスになりますよ。

A. エコビジネスと行ったら有機農業がいいのでは?

有機農業は環境に配慮したエコビジネスの一例です。化学肥料や農薬を使わずに作物を育てることで、環境への負荷を軽減し、生物の多様性を保全することができますよ。

AEONは2009年に設立した農業子会社のイオンアグリ創造を通じて、有機農業を推進しています。2016年からは有機栽培を始め、オーガニック農産物の生産体制を整えています。さらに、オーガニック商品の開発・販売にも積極的に取り組んでおり、2018年には全国の店舗でオーガニック野菜専用売り場を設けるなど、消費者に健康的で環境に優しい商品を提供していますよ。

有機農業は、化学物質の使用を最小限に抑え、土壌や水質の保全にも貢献したり、生物多様性を維持しながら安全で栄養価の高い食品を供給したりすることが可能です。企業や農家が有機農業に取り組むことで、環境保護とビジネスの発展を両立させることができるのではないでしょうか?
環境ビジネスは国際的にも関心が高い分野です。詳しく知りたい方はこちらを参考にされると視野が広がるかもしれませんね。